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求める人物像

常に相手の期待以上の価値を提供するそれが当たり前

私たちはそんなあなたと仕事をしたいと思っています。>

コピーライティング、マーケティング、営業・・・etc1番求めているのは、抜きん出たそれらのスキルや経験ではありません。スキルや経験は入社後にいくらでも身につけられるからです。「やりたい仕事を、あなた自身の責任で進められる」そんな特別な環境を用意してあなたからのご応募をお待ちしています。

From : 高多

はじめまして。株式会社りあらぼの高多と申します。りあらぼでの仕事に関心を持って頂き、ありがとうございます。このページをご覧頂いたのも、きっと何かのご縁だと思います。もしかしたら、このページを覗いたことがきっかけで近い将来あなたは、ウチのオフィスで働き始めているかもしれません。
でも、企業の本当のところってなかなか分かりませんよね。仮にあなたが入社されたとして、「こんなはずじゃなかったのになあ。」そう思ってしまったとしたら、あなたにとっても私たちにとっても不幸なことです。ですから、そんなことが起こらないように、このページを通じてしっかりと「ウチがどんな人と一緒に働きたいと考えているのか」を本音で紹介させて頂きます。

こんな人はお断り

まずは、ウチが求めていない人物像を紹介させて頂きます。スキルの有無とか、経験の有無とか、そんなことは採用の際に全く関係ありません。
スキルが無いからダメ、未経験だからダメ、ということはありません。そんなことよりも「どんな意識で仕事に取り組む人なのか」ということに重きを置いています。具体的に、こんな意識をもった人とは一緒に働きたくない、と思う人のタイプが5つありますので、それをお伝えします。

(1)受身な人

まず大前提として、「仕事は与えられるものだ」という受身の意識を持っている人は、求めていません。もちろんこちらからも仕事は与えますが、自ら積極的に仕事を見つけ出してほしいと考えています。そういう自主性がなければ、いずれ社内での役割を失い、残念ながら最終的には居場所を見失うことになります。

(2)仕事の枠を決める人

採用の際、「コピーライター募集」や「Webデザイナー募集」などといった募集の仕方をします。なので当然「コピーライターになりたい」と言う人や、「Webデザイナーになりたい」と言う人が応募されます。
もちろんそれ自体、普通のことですし問題は無いのですが、例えば入社後に「自分はコピーライターなので、コピー以外の仕事はやりません」とか「Web以外は自分の専門外なので」と言うとしたら、それはいかがなものかと思います。例えば一緒に仕事をしている人が困っている時、「自分はコピーを書く人間だから」と言って全く手を差し伸べないような思いやりの無い人と仕事をしたくありません。
コピーライターが最高のコピーを書けたらそれで仕事が成り立つのか?と言えば絶対にそんなことはありません。あなた1人で完結する仕事は1つもありません。社内はもちろん、社外の方の協力のもと仕事は成り立ちます。「自分はここまでしかやりません」と決めつける人は求めていません。

(3)仕事を囲う人

「仕事の枠を決める人」の話と近くなりますが、「これは私の仕事だから」と言って他のメンバーに自分の仕事を触らせないのも良くありません。枠を作る人と同じように、柔軟性に欠けていると感じます。1つの仕事に固執するのではなく、他のメンバーに仕事を譲ることも大切です。
他の人に仕事を譲って、あなたは、また新たに別の仕事を作る、そのプロセスがあなた自身の成長にもつながります。さらに言うと、あなたに与えられた仕事が、あなたにとって最も向いている仕事だとは限りません。”得意なこと”というのは案外自分では気づきにくいものです。
「コピーを書くことが自分は得意だ」と思っていても、実は営業の方が向いていた、ということもあり得ます。そういった意味でも、1つの仕事に固執して仕事を自分1人で囲ってしまう人は求めていません。

(4)嘘をつく人

これはもう仕事を一緒にするとかしないとか、それ以前の話だと思いますが、嘘はついて欲しくありませんし、誠実であって欲しいと願っています。仕事は信用で成り立っています。
僕もあなたのことを信頼したいと思っていますし、あなた自身も疑われながら仕事をすることを決して望まないはずです。残念ながら、過去に嘘をつく人がいて、結局その人は会社から去ることになりました。「これくらいだったらバレないだろう。」そういった気持ちがあったようです。
何かミスをした時、誰だってそれを報告するのは怖いものです。でも「ミスをしたなら、それを挽回する」それくらいの意識で仕事に取り組んでほしいと望んでいます。素直にそれを報告できず、ごまかしたり、嘘をつく人はお断りです。

(5)責任感が無い人

仕事は必ずしも予定通り進行しません。時間が足りない、そんなときあなたはその仕事が終わるまで、やり抜くことができますか?「遅くまで働くのが当たり前だ」みたいなことを言うつもりはありませんし強制するつもりもありません。
僕自身もそういうことを言われるのはイヤです。ただ、どうしてもやるべきことがあって、遅くまで働かないといけない時もあります。そんな時、「仕事が残っているけど、もう定時なので帰りまーす。」と言って仕事を投げ出して帰ってしまうような、責任感が無い人は求めていません。相手の期待にすら応えられない人、応えようとしない人は来てもらっても困ります。

こんな人に来て欲しい

(1)期待以上を常に返す人

あなたが仕事をする上で、1番大切にしていることはなんですか?「目標を達成すること」「成長すること」・・・などなど、色々あると思います。僕自身が一番大切にしていることは、「1のことを言われたら、1.2の価値を返す」ということです。相手の期待に対して2割増しの価値を提供することを常に心掛けています。期待通りの価値を提供する、これは当たり前のことですね。もちろんそれだって、そんなに簡単なことではありませんが、1.2の価値を提供してこそプロフェッショナルだと考えています。同じ仕事をこなしていても、「相手の期待以上を提供する」これを積み重ねている人と、ただ言われた業務をこなしている人とでは、5年後、10年後に極めて大きな差が生まれます。「常に期待以上を返す」そんな意識を持って働く人を求めています。そういう意識があるのであれば、必ずその人は成長しますので、最初に特別なスキルや経験が無くても全く問題ありません。

ここで、少しだけ僕の話をさせてください。僕の仕事の原点は、17歳の時始めた、楽器屋でのアルバイトでした。最初に与えられた仕事は接客。最初は”お客様の質問にすら、まともに答えられない”、そんな日々が続きましたが、商品知識を身につけることで、そんなことはすぐになくなりました。その時、僕は考えました。「もっと他にできることはないか?」と。その結果やると決めたことは、「もっと深く知識を身につけ、お客様が求めている以上の情報を提供する」ということでした。それから、「Aという質問に単純にAという答えをするだけでなく、A’という提案も合わせてできるようになろう」そんなことを意識しながら日々業務をこなしました。

他にも、何か問題を見つけたら積極的に解決しようと心掛けていたのですが、ある日こんな電話がお客様からかかってきました。「買った商品がまだ届かないんだけど!!」かなりお怒りの様子です。ふと後ろの棚を見ると、そのお客様の商品が・・・!実はお店でこういうトラブルが頻発していたのです。そこでどうしたらこんなミスがなくなるのかを考えました。管理ができていないことが原因だと考え、お店で使われていた顧客管理ソフトを使って配送の管理ができる仕組みを作ろうと考えました。当時パソコンの知識もロクにありませんでしたが、思いついたその日に、システムに詳しい先輩に相談して、帰り道に本屋で5、6冊の参考書を買って帰りました。そしてデータベースを操作して、未配送のお客様の情報がボタン1つで出せるシステムを完成させました。それ以降、管理がスムーズになり、同じトラブルは起こらなくなりました。

そうこうしているうちに、半年くらいの月日が経過して、ある変化が起こり始めました。もう何年もお店で働いているような先輩スタッフの方が、僕を頼ってくれるようになったのです。「高多君、あれってどうだったっけ?」そんなふうに聞いてもらえるようになりました。信頼してもらっていることを実感し、とても嬉しく思いました。もともと楽器に詳しくありませんでしたが、気づけばお店で働く他のスタッフの誰よりも楽器に詳しくなっていました。また、顧客管理システムを作った事で、商品の発注を任されたり、商品棚のレイアウトを任されたりと、随分と仕事の幅も広がりました。

「ただお客様の質問に答えていればいい」「バイトだし、別に難しいシステムなんて触らなくてもいいや」「時給分だけ働けていれば十分」そんな意識でいたら、先輩スタッフに頼ってもらうことなんてなかったと思います。「同じ時間、どうせ働くなら、期待されている以上を返そう。」それ以来、それが僕の”仕事に対する信念”になりました。そして仕事をするのがどんどん楽しくなりました。

僕が一緒に働きたいと思っている人は、「どうせ同じ業務をこなすのであれば、少しでも付加価値を付けられるような濃い時間の使い方をしよう」という意識をもった人です。

(2)バランス感覚が優れた人

世間一般的には”何か1つの物事を極める”ということに対して重きが置かれる傾向があります。逆に色々な分野に手を出すと中途半端、器用貧乏なんて言われ方もします。もちろん1つのことを極めることは素晴らしいことです。専門スキルを身につければ、比較的早い段階で評価をしてもらいやすいのも確かです。でも実はここには大きな落とし穴があるのです。実は、何か1つのことを極めていたとしても、それだけでは仕事が全く成り立ちません。

例えば、コピーのスキル:他のスキル=10:0だとしたらはっきりいって、組織や社会の中でコピーのスキルを生かすことはまず不可能です。特にコミュニケーションスキルをおろそかにしていると、人と携わる仕事をした瞬間にすぐに頭打ちになってしまいます。「もうあの人とは、やりたくない」そういうことを言われる人を僕は何人も見てきました。物事は単純に回っていません。例えばあなたがどれだけ素晴らしいコピーを書けたとしても、社内、社外を含めて周りの方とのコミュニケーションがうまくいかなければ必ず何かしらの問題が発生します。

もし何かを極めたとしたらその後に、しっかりその他のことも学ばなければいけません。例えば、コピー:その他=7:3くらいになるように、他の分野にも意識を向けて欲しいと思っています。やってみて、”得意なこと””不得意なこと”があるのは仕方ないことです。でもやる前からシャットアウトしないで、バランスよく取り組む人と働きたいと思っています。

実際によく聞くんです、「マーケティングの仕事、頑張ります!!」みたいな言葉を。やる気があっていいように聞こえるんですけど、でも実際は「マーケティング頑張ります!」と言った瞬間に、「マーケティングの仕事だけをする人間です」と限定してしまっていて、幅広さが欠けてしまうように感じてしまいます。仮に口でそうは言ってても、実際に現場で困っている人がいたら助けたり、臨機応変に動ける方であって欲しいと考えています。

僕自身、20代の頃は、何か特定のスキルを身につけよう、という意識はありませんでした。その時その時で足りないと思ったスキルを身につける、という意識で働いていました。ですから、正直に言うと”スペシャリスト”という響きがすごく羨ましく思えた時期もありました。不安もありました。 “器用貧乏だな”そんな風に自分のことを考えたこともありました。しかし、30歳になった頃にそれが一気に逆転した感覚がありました。今まで積み重ねてきた1つ1つのスキルが身を結び、仕事が回り始めました。「無駄なことなんて一切なかったんだ」その時、心の底から実感しました。もし、あなたが20代で「自分は何か特別得意なこともないし、器用貧乏でダメだ」と思っているなら、僕は「そんなことはない」と声を大にして伝えたいです。遅咲きにはなるかもしれませんが、咲いた時の力は相当大きくなります。僕自身が実際にそうでしたので、自信をもって言えます。

と言っても、あなたに「僕のような人生を送りなさい」というつもりはありません。ただ、バランス感覚が優れた人であって欲しい、と思っています。10:0という状態ではあってほしくありません。他の分野の仕事にも積極的に関わってもらいたいと考えています。その意識がない人は、きっと思いやりに欠けた人だと思うからです。”自分の仕事さえ完璧にできればいい”そんな意識が垣間見れます。あなた1人で働いているのであればそれで成り立つかもしれませんが、組織の中で働く限り、必ず他の分野の人とも関わります。そんなとき、そのようなスタンスだと、いつか必ず衝突が起こります。相手がどんな分野の人であっても、どのような価値観をもっていたとしても、それを理解し、もしその人が困っているなら積極的に助けられる人であって欲しいと思っています。その時に必要なのが、やはり1つの突出したスキルではなく、バランス感覚なんです。

何かを極めてから、その後に幅広く色々なことを学ぶ、というスタイルでも構いませんし、色々なことを学びながら、何かひとつ突き抜けた何かを作る、というスタイルでも構いません。どちらのスタイルでも構わないので、最終的には柔軟性をもって、色々な分野に明るいバランス感覚の優れた人になってもらいたいし、そういう人を求めています。

(3)組織を動かせる人

もしあなたに入社して頂いたら、将来的には組織を動かせる人になってもらいたいと考えています。分かりやすく言うとマネージャーになって人を動かしてほしいということです。もちろん、その道のりは平坦ではありません。すでにいる先輩があなたのことを認めるのか?お付き合いのあるクライアントのパートナーさんがあなたのことを認めるのか?等々、様々な壁があります。

組織を動かす人間に求められる能力は、自分のことよりも、相手のことに気付けることです。具体的に言うと「他のスタッフが困っていたら率先して助ける」という意識が求められます。そういう意識があって、そして実際に誰かの役に立たない限り、他の人はあなたのために動いてくれませんし信用もしてくれません。まずは価値を提供することが大切です。そしてその時に必要なのがスキルや知識ですが、もし1つのスキルしか持っていなければ、例えばwebデザインしかできないとしたら、webのお仕事しか手伝うことができません。逆に、様々なスキルや知識があればそれだけ多くの仕事を手伝うことができて、役に立つことができますね。そうすると、助けられた人たちはあなたに感謝し、信用もしてくれるようになり、結果としてあなたが自然に押し上げられる存在になります。そして将来的に多くの人を束ねられるようになります。繰り返しになりますが、「組織や人を動かす」という意味でも、1つの道を極めることだけに気を取られず、様々な分野に目を向けられる人を求めています。

人生において無駄なことはありません。例えば漫画家とか小説家だって、四六時中マンガや小説を書いているかといえば、そんなこともありませんよね。例えば漫画家の手塚治氏だって医学部で学んでいました。その経験が漫画にしっかり生かされています。コピーライターだって、Webデザイナーだって、営業だって、全部同じです。どんな仕事であっても一見関係ないような知識や経験が生かされる瞬間があります。特にコピーライターに関して言えば、経験が命です。コピーライターは読み手の心に響く文章を書くことが求められます。時にはサラリーマンの方が読む文章を書いたり、時には大学生の方、OLの方が読む文章を書きますが、読者層に応じて、それぞれの方の現実に入り込まなければいけません。多くの経験があればあるほど、それだけ多くの人の現実に入り込むことができて、心に響く文章が書けるのです。

マネージャーとして活躍してもらうために、多方面の知識や経験を積み重ね、人を助け、そして人を惹きつけられるような人を求めています。

(4)目の前で起こっている出来事を素直に受け入れる人

仕事をしていると、必ず何かしらの問題が発生します。そんな時、目の前に起こっている問題を素直に受け入れて、何が原因だったのかを考え、もし自分自身に落ち度が見つかったならばそれを反省して、次に生かしてもらいたいと思っています。「自分のせいではない!」「自分には関係ない!」そんな意識ですと、全く成長の見込みはありませんし、周囲との関係も悪化するばかりです。どんな時も、当事者意識を持っていて欲しいと思っています。

以前、問題が起こった時に、相手のせいにしたり、あの人とは気が合わない、で済ませてしまう人がいました。よくよく話を聞いてみると、どう考えてもその本人に非があるのですが「制作物がちゃんとできているからいいじゃないですか。」という意識がジャマして、その非に気づけていませんでした。特にコミュニケーションが原因で起こった問題は、”立場”とか”モノの言い方、言い回し”など色んな要素が複雑に絡み合っていることが多いので、なかなか自分では気づけないこともあるかもしれません。でも、どんな時でも問題が起こったなら、なぜ問題が起こったのか素直に現実を見て、非を認めるところは認める、そして次につなげるという意識を持つ人と働きたいと思っています。

「りあらぼ」はこんな会社です。

(1)りあらぼの名前の由来

さてここからは、株式会社りあらぼについてお話させていただきます。まず、”りあらぼ”という社名の由来ですが、”りあらぼ”は、”リアル”と”ラボラトリー”の組み合わせで生まれた社名です。
それぞれ”リアル”=”本物””ラボラトリー”=”研究所”という意味で、「本物を追求したい」という想いを込めて付けられました。りあらぼが考える本物とは、「お客様」「パートナー様」「弊社」の三者が全て満足している三方良しの状態です。それこそが本物でありプロフェッショナルな仕事だと言えます。
正直に言うと、過去に販売した商品で、お客様に対するサポートが100%できず、お客様からお叱りを受けてしまったこともありました。その現実を深く反省し、より強く「三方良し」ということを社内全体で意識するようにしています。

(2)5つの価値観

次に紹介させて頂くのは、りあらぼで大切にしている、5つの価値観です。それぞれ説明させていただきます。

【誇り】私たちはこの会社を、誇れる会社にしたいと思っています。「誇れる」とはどういう事なのか?簡単にいえば、両親や親戚や友達に会社の話をしたとき、「あ、あの会社ね!」と言われたり、「それは良い仕事をしてますね!」「よい会社ですね!」そう言われる会社を目指しています。

お恥ずかしい話、私は高校を中退した過去があります。勉強がどうも好きになれず、もっと別の場所で力を発揮したい、そう思い就職する事にしましたが、高校中退の自分を正社員として雇ってくれるところはどこもありませんでした。結局、自分が就けた仕事は、ある楽器店のアルバイトだったわけですが、私は他のどのアルバイトの方より本気で、そして「期待以上に応える」を信条に仕事を続けました。おそらく、同年代のアルバイトの方より、仕事のスタンスは全然ちがったと思います。そうして仕事をしていくなかで、私が得られたものは、ありがたい事にいろいろな方からの「信頼」でした。私個人としては、こうやって信頼をいただきましたが、今度はそれを、同じ価値観の仲間と一緒に、会社という規模で、もっと多くの「信頼」いただき、その結果、「あ、あの会社ね!」そう言われる会社にできる思っています。そうなった時、私たちの会社は「誇れる」会社になれたと言ってもいいかもしれません。

【プロフェッショナル】これは、上でもお話させていただいた「期待以上を返す」ということです。相手の期待以上を返して初めてプロフェッショナルだと考えています。スタッフ1人1人がこれを意識して実践する、ということもありますし、会社全体としても実践していることです。例えば、弊社のメイン業務はパートナーさんと提携して商品を販売することですが、商品やサポートはパートナーさんにお任せで、うちは販売(マーケティング)に徹する、というのが一応の契約内容です。でも、実際にそのようにしたことはありません。必ずサポートのほうもお手伝いさせていただいております。「売ればいい」という考え方ではないく、パートナーさんお客様の期待以上の価値を提供するという意識があるからです。

【フラット】ウチの会社の特徴はフラットであることです。あなたがやりたいことができる、という環境がどこの会社よりも整っています。何年目になったらこれをする、というような決められた道が用意されていて、それに乗っかっていく、というスタンスではありません。基本的には本人がやりたい仕事をやるというスタンスです。こちらが一方的に仕事を与えるのではなく、本人の自主性に委ねながら進めていくことで、本人が納得感をもちながら成長できると考えています。

【思いやり】様々な価値観を持った人が働く中で、相手の価値観や考え方を理解する、ということは極めて重要です。上のバランス感覚の項目でも「”自分の仕事さえ完璧にできればいい”と考えて、他の分野に関心を示さない人は思いやりがない」ということをお話させていただきましたが、他人に対して思いやりが無く、無関心であることは、絶対に良くないことです。常に周りの人に対して思いやりを持ち、もし他の人が困っているならば当たり前のように助ける、といったことが自然にできて欲しいと考えています。

【成長】私の好きなある大学教授の言葉で、自然界には、「成長」か「衰退」の二つの状態しかありえないというものがあります。「安定」や「現状維持」という状態は存在しないという事です。どんなに大きな企業や国でも、「成長」を止めれば滅びていきます。昨今は、顧客に向き合わなかった銀行が潰れ、生徒に向き合わない大学が潰れる時代です。私たちも、企業としても、個人としても成長し続けなければいけない、そんな信念があります。そして、様々な仕事に携わり、日々成長して欲しいと願っています。ちなみにあなたはどんなときに「成長したなあ」と感じますか?何を持って成長したと言えるか、絶対的な基準はありませんが、1つの基準として私が意識しているのは、利害関係の無い第三者に「あなたすごいですね」と言われたら、それは成長した証です。そう言われたら、あなたの実力が本物だと思っていいでしょう。ただ、これってなかなか言われるものではないんですね。そう言われるまで努力を繰り返す、期待以上の価値を提供する事を繰り返す、それが成長するという事だと思っています。ちなみに、もしあなたが第三者にそんなことを言われた経験があるのでしたら、ぜひ自信をもってください。私は是非、あなたのような人と一緒に仕事をしたいと思っています。

(3)下積みが無くても、やりたい仕事ができる環境

ここからは、ウチの会社について、もっと詳しくお話していきます。まず1つ大きな特徴として挙げたいことが、「やりたい仕事ができる環境というのは、どこの会社よりも整っている」ということです。

具体的に言うと、りあらぼでは、「何年目だから」とかそういったことに関係なく、本人の意向に沿った仕事の与え方をしています。世間一般的にはどんな会社でも基本的には”下積み”というものが存在します。例えば小売業でしたら、現場で接客を何年も経験して、それからバイヤーになったり仕入れ担当になる、それが一般的なルートですよね。下積みの中で学べることはたくさんあります。例えば社内やお取引先様とのコミュニケーションなど、現場での下積みがあるからこそ、仕入れ担当として仕事をこなすことができるのです。でも、ウチには下積みという概念がありません。なぜか?下積みが無駄だと思っているわけではありません。むしろ必要なことだと思っていますが、下積みをすることよりも、あなたの意向に沿って積極的に仕事に挑戦してもらうことを大切にしているからです。

もちろん下積みという土台が無いせいで、本人が転んでしまうこともあります。でもあなたが決めたことで前向きに挑戦して転んだとしたら、それこそが成長の最高のチャンスだと考えています。あなたに前向きな気持ちがある限り、社内でフォローもしますし、大いに成長してもらいたいと思っています。

というのも、人は好きではないことになかなか積極的に関わろうとしない、というのが現実だからです。仕事をしていたらどうしても、”好きじゃないけど学ばなければいけないこと”というものが出てきますよね。普通だったら、やりたくなくても仕事に必要ならば学ぶ、というのが当たり前です。これが下積みの期間に当たります。でも、たとえ仕事で必要だと分かっていたとしても、好きじゃないことはなかなか身につきません。例えば、下積みが無いせいで予め事故が起こることが予測できるような場合に「こういう問題があるから、これ学んでおいたほうがいいよ」と本人に伝えたとしても、本人がそれに対して「嫌だなあ」と思っていたとしたら、大抵はそれを学べない場合が多く、その注意が右から左へ抜けてしまいますね。なのでウチでは、実際に何か事故が起こって「ああ、やっぱりこれは必要だったんだ」と本人が心の底から実感した時に学んでもらえたらいいと考えています。本人がその経験をした時が、成長する絶好の機会だと考えています。

最後に、やりたい仕事ができる、ということに関して、実際に社内であった例を1つ紹介すると、入社1か月のコピーライターがLP(ランディングページ)を書いて、それが実際に採用されてリリースされたケースもあります。一般的な会社ではまずあり得ない話ですよね。やりたい仕事にどんどん挑戦できる、それがウチの大きな特徴です。

(4)成果主義ではない、「仕組み主義」

ウチには、一般的によくある「売上をいくらあげたら評価される」といった話はありません。数字で成果を評価する成果主義ではありません。もちろん、営業ができたり、集客できたり、秀逸なコピーを書けたり、それらのことも大切ではありますが、それができたら偉いかというと、そういうわけではありません。 それよりも、ウチの会社において大切なことは、仕組みを構築することです。仕組みを構築するということは、例えばビジネスモデルを作り、自分自身がそれをやってみて、流れを作り、人を雇って育てて動かすということです。ウチで成果が本当に評価されるのは、その一連の流れを完了させられた時です。売上をあげるといったことは、仕組みの構築における1つの要素でしかありません。

(5)出る杭が打たれない

一般的な会社では、入社直後に自主的に色々と仕事をすると、周りから煙たがられたり、時には上から圧力をかけられることがありますよね。僕自身もそうでした。以前働いていた会社では、入社当初、何か気づいたことがあれば積極的に関わるようにしていました。 すると、「勝手にやってんなよ」と言われたり、怒られることもよくありました。良かれと思ったことに対して怒られることがしょっちゅうでした。その頃の話ですが、タスク管理をしていたエクセルの表が使いにくいと思い、項目の色を変えてみたり、工夫をこらして色々といじっていたらリーダーに怒られた事がありました。結局そのリーダーが怒っていたのは自分の立場を守るためでしたが・・・。 ただ、面白いことにそんな逆境を乗り越えると、自分の味方がたくさんいて立場が逆転するんですね。だから僕は、良かれと思ったことはどんどん積極的に取り組んできました。

そして、ウチでは、本人が良かれと思った事に対して怒るようなことはありません。やっていいかどうかの報告や確認を、いちいちしていたら時間がかかってしょうがないですよね。ですから、最低限の報告があれば後は本人に任せます。自分自身で仕事を見つけてどんどん積極的に取り組んでもらいたいと考えています。

(6)現場の意見を採用する

アイディアや意見というのは、上司だろうが部下だろうが人それぞれ様々な意見があると思います。自分も様々な経験をつんで来ていますので、その経験を踏まえた意見言うことが多いと思います。ただ、「いつも自分の意見が完璧ではなく、正解ではない」ということは常に意識しています。なので、現場のスタッフと僕とで意見で割れることがよくありますが、最終的にどちらにも同じくらいのメリット・デメリットがあるくらいまで煮詰まったら、現場の意見を採用する事にしています。実際に実務に携わる現場のスタッフが、資料などを集めて調べてきて、しっかりと根拠のある意見になっているならばそちらを採用します。

これは実際にあった話ですが、ある時、代表の小島と僕の意見が食い違ったことがありました。もちろん小島の方が経験や知識もあり上司ですし、その日は小島の意見を採用するという話になりましたがその夜電話がかかってきて「高多君の意見も一理あるから、そっちを採用しようか」ということを言ってもらいました。やはり、自分の意見を採用してもらえることは嬉しいことですし、やる気にもなりますよね。普通、上司と部下の関係には上下関係が存在するので、上の意見が通ることがほとんどだと思いますが、根拠があれば最終的に現場の意見が採用される、そこにもやはり”フラット”という価値観が存在します。

やりたいことが見つからないあなたへ

僕が尊敬する経営コンサルタントの石原明さんという方の言葉で、こんな言葉があります。「社会の端っこについたら勝ちだ」という言葉です。どういう意味か分かりますか?どんな仕事をしていたとしても、期待以上の価値を提供し続けていれば、そこから無限に這い上がっていける、ということです。「1という期待に対して1.2を返す」ということを繰り返していれば必ず成功するということです。経営者はみんな、常にいい人材を見つけたいと思っています。期待以上を返せる人は、どんな仕事をしていても上の人がちゃんと見つけてくれるのです。

例えばこんな話があります。新幹線でお弁当を売る女性がいました。彼女は、声のかけ方やタイミングを工夫して売っていたら、お弁当売りのトップになり、それがきっかけで今はお弁当開発をされているという実話もあります。単純にお弁当を売ってたら、そんなことになることはありませんが、求められる以上の価値を提供できれば別の世界が待っています。どんな仕事でもいい、最初の一歩があれば必ず成功できるのです。

最後に・・・あなたがやりたいことはなんですか?世の中にいろんな情報が溢れすぎて、その気になればできることがたくさんありすぎて、「結局やりたいことってなんだっけ?」と迷う人が多いように感じます。でも、焦る必要はありません。ゆくゆく自然に出会うものです。でも、やりたいことが見つかったその時に、それができるだけの実力が無いのは悲しいことです。それまでに、しっかり土台や環境を作ったり、実力をつけておかなければいけません。そのために何をすべきか?もう1度言います。やはり「積極的に色々な仕事に携わりながら、常に期待以上の価値を返す」ということなんです。そうすれば、自然と色んな分野での実力がつき、いざという時に実力が発揮出来る人間になっています。

自分の仕事の枠を決めずに、どんな小さい仕事でも期待以上の価値を返す、それを実践できるあなたからの積極的なご応募をお待ちしてます。1回応募して、ダメだったからといってチャンスが消えるわけではありません。2回、3回応募したらダメというルールもありません。構えすぎず、積極的にご応募下さいね。

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